株式会社エヌ・ティ・ティ マーケティングアクト
ブレインプレス株式会社
株式会社エヌ・ティ・ティ マーケティング アクト(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:山本 博敏、以下、NTTマーケティングアクト)とブレインプレス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:下大薗 豊、以下、ブレインプレス)は、両社が提供する多言語通訳サービスにおいて相互に連携し、より利便性の高いサービスをお客様に安定的に提供できる体制を構築します。
1.連携の背景
近年、訪日外国人旅行者は増加傾向にあり、2015年には1,900万人を超える外国人旅行者が日本を訪れています。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、さらなる訪日外国人旅行者の増加が見込まれており※1、各企業も対応を進めているものの、多言語対応の体制が十分とはいえず※2、多くのビジネスチャンスを逃している現状があります。
そのような中、両社は企業や地方自治体等の多言語対応のサポートを目的に、電話及びTV電話を手段とした通訳・翻訳サービスを提供しておりますが、今後のさらなる需要増加に確実・安定的に応えるべく、今回の連携に取り組むこととしました。
- 1 平成28年1~10月の訪日外国人旅行者の伸率は前年同期比23.3%となっています。(日本政府観光局の統計(JNTO)による)
- 2 「訪日外国人旅行者が困ったこと」に関しては別紙1を参照ください。
2.本連携の概要
今回、NTTマーケティングアクトが運営する大阪のセンターとブレインプレスが運営する東京のセンターを連携させ、相互のセンターが一体的に運営できる様連携を強化します。これにより、イベント等におけるコール増への機動的な対応が可能になると共に、一方のセンターで発生したあふれ呼を相互に転送することにより、安定的なサービスの提供が可能となります。
併せて、天災や災害等により一方のセンターが運営不可能な状態に陥った場合に、もう一方のセンターで両社業務の遂行を可能とするBCP対策を行うことにより、お客様に安心して多言語通訳サービスをお使い頂くことが可能となります。
(1)提供開始日
2017年1月10日(予定)より提供を開始します。
(2)連携強化に向けた取組み事項
- 電話通訳にて、双方の入電を両社で対応できるようコールフローを変更
- TV通訳にて、双方の入電を両社で対応できるようシステムを統合
(3)連携強化によって実現する事項
- 平常時は、両社のあふれ呼対応を双方で実施。各センターの処理能力を超える需要が見込まれる場合は、共同で受け付け体制を構築
- 緊急時は、双方どちらかのセンターで受付体制を構築
その他、両社のコンタクトセンタプラットフォームを共通化、営業案件の共有、及び営業戦略における連携強化を図ります。
3.各社の役割
(1)NTTマーケティングアクト
- ・多言語通訳サービスの提供、販売
- ・ブレインプレスのあふれ呼対応
- ・緊急時のブレインプレスの呼受付※3
- 3 マーケティングアクトの受付時間は9:00~21:00となります。
(2)ブレインプレス
- ・多言語通訳サービスの提供、販売
- ・NTTマーケティングアクトのあふれ呼対応
- ・緊急時のNTTマーケティングアクトの呼受付
4.今後の展開
NTTマーケティングアクトとブレインプレス両社は、今後さらに増加が見込まれる訪日外国人の方々が、日本において快適に過ごしていただけるためのサービスの共同開発、体制強化等を行うことで、顧客満足度及びリピート率の向上を通じたインバウンド市場のさらなる発展に繋がる取り組みを推進します。
本件に関するお問い合わせ先
NTTマーケティングアクト
NTTマーケティングアクト カスタマーソリューション事業推進部 BPO推進担当
奥村、井上 TEL:06-6966-2911
ブレインプレス
ブレインプレス ソリューション事業部 CRM推進部
能重 TEL:03-6274-8400
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